日常点検
車両の安全走行を確保するために、定期的に点検を行って下さい。
高負荷のかかるタイヤや他の車両部品と同様に、ホイールも最終的には摩滅します。ホイールの寿命を性格に判断することは、必ずしも容易なことではありませんが、古くなったホイールや過酷な条件下で使用されるホイールは、より頻繁に点検を行うようお願いします。
ホイールに、キズ等の無いことを確認して下さい。ホイールは洗浄し、露出部分をすべて確認します。複輪ホイールの外側のホイールを外すときは、内側のホイールも点検して下さい。またホイールのキズの中には、タイヤによって隠れて見えないものがありますので、タイヤを外す際には、必ずホイール全体をくまなく点検して下さい。
取付け穴が大きくなったり、楕円形に変形していないかチェックして下さい。スタッド穴からの流れるような泥跡は、キャップナットが弛んでいる証拠です。
ディスクホイール、ハブ取付け面の磨耗量の点検
アルミホイールが適正に使用されていない場合、ディスクホイールのハブ取付け面の磨耗が促進されることがあります。ハブ取付け面の磨耗量が0.3mm以上の場合、取付けハブ側に悪影響を及ぼすことがあるため、ホイールの交換を推奨いたします。
リムフランジ部の磨耗
リムフランジ部は、タイヤからの反復荷重により、磨耗、凹みが発生します。一定量の凹みはホイールの機能に影響はありませんが、タイヤ脱着時に凹み部のエッジでタイヤビード部を損傷する可能性があるますので、タイヤ装着時にはシャープなエッジは、ヤスリ等で滑らかにして下さい。
使用限度の目安は、リムフランジゲージ(アルコア製)を使用し判定します。リムフランジ部が、使用限度まで磨耗したホイールは、使用を中止してください。
詳細は、アルコア・ホイール・サービスセンターにお問合せ下さい。
エアーバルブの交換
エアーバルブのOリングは、使用により劣化します。エア漏れの原因となりますので、1年毎、又はタイヤ交換時にエアーバルブをお取替え下さい。バルブは、ホイールにより異なります。必ず、アルコア製の適正なバルブをご使用下さい。またバルブの形状を変えたりしないで下さい。
バルブの交換の際は、次の注意事項を守ってください。
ホイールのバルブ穴座面のゴミ等を除去し、きれいにして下さい。
ホイールのタイヤ側のバルブ座面(凹部)とバルブシートに、“ALgrease(アルグリース)”又は相当品の非水溶性の潤滑剤を塗布して下さい。
バルブナットは、12.7±1.4N・mでホイールに締め付けて下さい。
注意
車種によっては、アルミホイールの装着ができない場合もあります。適合車種に関しては、販売店様に事前に確認の上装着ください。
運転中に異常音や振動を感じたら、速やかに安全な場所に停車して、ホイール及びスタッド(ボルト)・ナットを点検して下さい。
歩道の縁石などへの乗り上げは、リムフランジ部を痛めつけますので、ご注意ください。
タイヤチェーンをご使用になる場合は、チェーンや止め金具がホイールに当たり傷が付くことがありますので、ご注意下さい。
警告
アルミホイールに溶接・切削等により加工を施たり、刻印などによる表面の加工や、変形したホイールを修理することは、ホイールの強度低下させる恐れがありますので、絶対に行わないで下さい。
ホイールが、火災・ブレーキ故障・ホイールベアリングの故障等により、高温にさらされた場合、金属強度が低下し、重大な事故につながる危険性がありますので、高温にさらされたホイールは、すぐに使用を中止してください。
定期的にホイールは点検して下さい。特にタイヤ交換やローテーションの時には、ホイール全体をくまなく点検し、亀裂・変形・過度の腐蝕等の異常がある場合は、直ちに仕様を中止して下さい。定期的な点検により、ホイールは適正な状態で使用して下さい。
過積載はホイールの寿命を著しく締め、割れ等の原因となります。アルコアホイールには、最大荷重が刻印されています。制限荷重を必ず守ってください。
急発進、急制動、急旋回など無理な走行、乱暴な運転は、ホイールをいためるだけでなく、重大な事故にもつながりますので、絶対に避けて下さい。
以上の警告が守られない場合、またホイールの適正な使用がされなかった場合、タイヤとホイールの分離・破裂や、車輌からの脱輪等により、死傷事故を含む重大な事故の原因となる可能性がありますので、ご注意下さい。
日常の手入れ
アルミニウムは耐蝕性に優れた金属で、アルコアの鍛造アルミホイールには塗装等の必要がありませんが、塩分や土壌などが付着したままにしておきますと、腐食しやすくなります。またアルミホイールの美しさを保つために、定期的な洗浄を行ってください。
洗浄の際は、スチームか高圧水を使用し、手作業でお願いします。(洗車機の使用は、ホイールにキズが付くことがあります。)
特に凍結防止剤をまいた道路、海辺や悪路等を走行した後は、よく水洗いをし軽くワックスをかけて下さい。なお、凍結防止剤による、ハブとホイールの固着の心配がある場合の
対応は、「車体への装着」の「ハブとホイールの固着防止について」を参照下さい。
注意
洗剤等をご使用の際は、中性洗剤かアルコア推奨品をご使用ください。粗い磨き剤の入った工業用洗剤等は、ホイールを傷つけることがあります。また強い酸/アルカリ系のクリーナは使用にならないで下さい。腐食やエア漏れの原因となる可能性があります。
洗剤を使用した後はよく水洗いをして下さい。
洗浄の際は、ホイールの切削角等で手を傷つけないようにご注意ください。
アルコアの推奨するクリーニングについては、ホイールのクリーニングをご参照下さい。